【 硯 】
《 硯 》
硯は文房四寶(筆・墨・硯・紙)の中で一番重要な物です。
どれだけの墨を、または紙を用いても、硯で全てが決まると言っても過言はありません。
硯の良し悪しは硯面(墨堂)の鋒鋩がどれだけ微粒子かで決まります。
微粒子であればある程、墨が細かく磨れる為、発色佳良となります。
墨色変化、更に磨時間の短縮含め、硯面の良し悪しと直結します。
墨を磨っても中々磨れない。
思ったより発色が悪い。
こう言う場合は大抵、硯の面による事が多く見受けられます。
多種多様な硯を見、実際に使用してみましょう。
その為、石を見ると書いて硯と読みます。
0コメント