【 仮名料紙-① 】
【 カテゴリー : 商 品 (紙) 】
《 仮名料紙-① 》
※旧ブログ記事・再掲載版
練習用・仮名料紙には、「ツルツル」・「ザラザラ」が
存在します。
これは「表」・「裏」のどちらに「印刷」したかで
区分されています。
※練習用・仮名料紙は印刷です。
《 表印刷・裏印刷 》
表・裏、この2種類の印刷が存在するのは、
「細字仮名」・「中字仮名」
この2種に分けて揮毫する為です。
一般的にザラザラしている物は渇筆が出し易い、
ツルツルは出しづらいと言われますが、
そもそもの選別判断基準は「そこ」ではありません。
《 細字仮名 》
細字の場合は字が小さい為、紙の繊維が細かくなければならない。
《 中字仮名 》
中字の場合は字が大きくなる為、紙の繊維が
若干粗くなければならない(塗り潰してしまう為)。
上記の理由から用途別で存在しておりますので、
渇筆が出し易いからと言う理由で「中字用」の
裏印刷を使用してしまうと、粗繊維の為
「墨色悪」・「字が途切れる」・「筆が直ぐに傷む」
等々となってしまいます。
全ては用途別、1つで何でもは不可ですので、
用途別で使用しましょう。
【 細字用・表印刷 】
基本的に半紙・半懐紙で中字揮毫は皆無に等しい昨今
表印刷・ツルツルで潤渇自在になる様に揮毫してこそ
練習となります。
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