【 墨の磨り方-② 】

【 カテゴリー : 墨 】


《 墨の磨り方-② 》

※旧ブログ記事・再掲載版


墨の磨り方・続編です。

墨色変化を出す為には、前記事の工程となりますが、

その工程が出来ない・ならない場合もございます。


《 文 房 四 寶 が 一 》

書画で重要なる用品を文房四寶と言います。

硯・墨・紙・筆、この4つが無ければ書く事自体が出来ません。

この文房四寶の中でも、最重要の物、それが硯となります。

いくら良質な墨・紙を用いても、硯の墨堂(硯の墨を磨る箇所)が

微粒子鋒鋩でなければ、墨が微粒子体にはなりません。

その為、硯面鋒鋩がどれ程に良質なのかで全ては決まります。


《 濃度を下げる 》

前記事記載、濃度を下げる。

この工程も、単純に水を入れて濃度を下げるではなく、少しずつ水を入れ、

墨で磨りながら濃度を落として行きます。

大字揮毫だからと言ってバケツ等々に墨を入れ、

筆で混ぜても、粒子は混ざりません。


【 画像 = 純松煙墨 】

漢字臨書に特化した、希少な「本」純松煙墨

この深みは他の追随不可と称される、本物の墨色を演出します。



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