【 揮毫用途紙-① 】

【 カテゴリー : 紙 】


《 揮毫用途紙-① 》

※旧ブログ記事・再掲載版


世の物は全て原料構成比率と区分で決まります。

当然、書画用紙にしても該当します。

先ずは何を書くか、そして文字の規格で決めて行きます。


『 漢字・規格 』

一例として、漢字を書くとします。

書体は「楷書」・「行書」・「草書」・「隷書」・「篆書」のどれか。

そして文字の規格(サイズ)。 5文字・14文字・20文字、または1文字(一字書)等々。

これらが決まり、初めて紙の選別へと進みます。

1つで全て書けるのであれば、紙の種類は世界で1つとなり、

無人化・自動販売機で可能となります。

そうなっていない時点で、全てを賄う事は不可能だと言う事が理解ります。


『 薄口・標準・厚口 』

全てではありませんが、多字数・標準・少字数、これらで厚さが変わります。

半切に28文字(多字数)を書くのに標準や厚い紙、逆に一字書(大字)なのに薄い紙。

これでは文字の特性も活かせず、更に「潤渇」・「深み」・「重厚感」・「変化」が

乏しくなる結果となります。

キャッチャーミットにファーストミット、陸上とサッカースパイクの差異。

わかりやすく端的に言えばこう言う事象と同じ事です。


【 墨色変化・微繊維漉、標準厚紙。 七言二句(14文字)用設定となります 】

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